コンセプト
現場の安全と効率化の両立を実現
自動化によるサービスや工程の変革において、安全と効率化の両立を支援します。
製品開発においてリスクアセスメントが実施され、本質的安全設計、保護手段で低減できないリスクは「使用上の情報」で示されます。
一方、製品に高度な判断機能が搭載されるにつれ、人と機器の関わり、人の役割が変化し、対応し切れない状況も生まれています。
その結果、ヒヤリハットが起こり、ロボットが減速・停止して、稼働効率が下がる。
このような課題に対し、機器と人・環境を含めた全体系で安全性を評価し、対策することを支援します。
こちらも合わせてご覧ください。
「行動に基づく産業安全」
こんなお悩みはありませんか?
ロボットを導入したら、予想していなかったヒヤリハットが起きる
→行動分析のエキスパートが、現場のカイゼン活動を支援します
人の活動・作業を観察、定量的に測定し、不安全行動が起こる原因を分析することで、機器が安全に利用されることを支援します。
■安全管理
・ロボットの導入後に生じる新たなハザードの分析とリスクの評価、リスク低減方策の提案を行います。
・想定外の不安全行動を防ぐための動的リスクアセスメント、作業者のウェルビーイング/ストレスの測定評価を提供し、安全な協働環境を実現します。
■作業工程、レイアウト
・作業者ファーストの空間デザイン、作業効率の高い環境を提案します。
・新しい作業空間の効率性の検証を支援します。
■教育
・各担当者の安全上の役割と責任を明確にします。
・ロボットの適切な利用方法や注意点などを伝え、作業者の安全に貢献します。
該当する法規が気になる
→自動化にあたり運用時に考慮すべき安全面の該当法規を調査し、対策立案を支援します
自動化による役割変化の影響を、法的側面と実際の運用環境の変化への対応の両面から支援します。
適用例
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自動搬送機と人が混在する工場
ロボットと人がぶつかりそうになるなど想定外のヒヤリハットが起こり、ロボットの減速や停止で稼働効率が上がらない。
→技術面:センサー検知範囲の調整、予定動作の表示など機器の改善
→運用面:運用方法、ルールの変更を支援 -
サービスロボットの実証実験
実証実験の準備がわからない。
→技術面:機器の効果の論証、測定を支援
→運用面:安全マネジメント規格を参照し、実験計画の作成、安全管理を支援 -
法的責任の確認と対応
自動化による役割の変化について該当法規の点で必要な対応が気になる。
→技術面:法規・機能・センサー・利用環境のトレーサビリティから対応エビデンスを作成
→運用面:提携する法律家による該当法規のセミナーを開催